
ついに完全読み切り漫画出来ました!上の画像から漫画ページへ飛べます。
今回はどこかへ出すという訳でもなし、時間も充分という事で徹底的に丁寧に描こうと頑張ろうとしました。
・・・しましたが、ネーム微妙なまま突き進んだり、烏口の書き味が最悪で枠線の太さがバラバラだったり、ミリペンが言う事聞かなかったり、1枚で足りると思っていたトーンが微妙に足りなかったりでやる気削がれて結局普段通りのクオリティになってしまいました(泣
設定とか背景とか小道具はいつもより詳細に決めたんですけどねー。
つづきからネタバレあとがきです。
さて、前々からファンタジーは向いてないと感じてたはずなのに思いついちゃって勢いで描いてしまった『雨のち晴ればれ』ですが、今回で何故自分がファンタジー向いてないのか改めて気付きました。
それは起承転結の起・承はスムーズに思いつくのに、転・結がなかなか浮かばないという事です。
いや、日常ものでも転・結は大事ですけど、ファンタジーは特にここが見せ場っていうのに見せれるネタが全っ然出来ないんです(泣
今回では「どうやって曇り空を晴れさせていくか」が転の部分ですよね。
ここ、すごい悩みました。最初のネームでは1回乾気弾を打って効果ありとサナが感じ、ズバズバ打ってくというものでした。
でもこれじゃ「なら最初からそうすりゃいいじゃん」となってしまうので悩むシーンを入れたのですが、やっぱりそれでも「簡単に解決出来るじゃん」な内容になってしまった気が・・・(汗
過去のファンタジー作品も同じように転でつまづいてるので、これが向いてない要因ですね。
しかし全然浮かばない転に比べ、キャラ達のどうでもいい小ネタがページ数の関係で削除しちゃったり活かせなかった事の方が残念に思えちゃったり(苦笑
例えばサナは変な感嘆詞をよく使う設定なんですがあまり変な感嘆詞が使えるシーンが出てこなかったり、レントの変人っぷりを表してるコマをページ数の関係で削除しちゃったりといったものです。
そういうどうでもいいネタばかり浮かんじゃう辺り、やっぱ日常ものとかが向いてるなーと思います。
でも実は続編も思いついちゃってるので、気が変わらなければまたファンタジー懲りずに描きます(笑
ちなみにどうでもいい話。雨玉と乾気弾は同じ「たま」でも「玉」と「弾」と漢字が違うのは言葉遊びの所為です。
雨玉は「飴玉」から、乾気弾は「乾季」「気団」から来てまして、「乾気玉」だと「かんきだん」とは読めないし、「雨弾」だと「あめだん」と読まれそう、というか飴玉の欠片もないので別々の漢字になりました。
なので漢字に統一性がないのですよ。

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